short short story

悪巧みしているゼロスの顔が好きです
色っぽくて艶っぽくて悪っぽい顔がなんとも云えず乙です
って初っ端からなにを語っているのやら

あっ今日はRのアニメの日！
やっと三話が見られる
感想は…ゼロスが出てきてからにしようかなぁ……
どれだけ私はゼロスの出番を待っているのか
とあるサイトさまの予言？推理が当たることを祈って！

***

本家Blogより転載

【ゼロリナ】　人間≠魔族

だって、



貴女はいま僕の腕の中にいて
何かから逃げてきたようだった
別に誰かに襲われたとか魔力がないとか
そんな物理的なことではないことは
魔族の僕には手に取るように解るのだが
しかし、貴女が何から逃れてきたのか
僕には皆目検討もつかなかった


貴女は必死に僕の背に腕をまわして
顔を見られまいと
僕の仮初の胸に頬を摺り寄せている
泣いているのだろうか
それすらも解らなかった
なにせ貴女から発せられる感情が
負の感情とも正の感情ともつかない
曖昧な感情がその小さな身体から溢れ出していて
白黒はっきりとした感情しか持たない
僕、魔族には理解できないのは仕方のないことだろう


かける言葉も
どうするべきなのかも解らない
こんなときほどやるせない想いに見舞われることはない

いま僕はとんでもない顔色をしているのだろう
情けなくて、やるせないといった
多分人間に言わせると泣きそうなという顔色を

こんな時いつも僕は思う
何故、人間じゃなかったのかと
どうすればこの境目を埋める事が出来るのかと

それは考えるだけ無駄な行為だけれども
僕にとっては最大の私考なのかもしれない